『椿三十郎』 初日舞台挨拶
2007年 12月 1日 (土)


 椿様に逢いに♪

1週間前の大雪の次の日(11/23)に、凍てつく早朝から並んで
織田友さんと手分けしてGETした初日舞台挨拶のチケットを手に、
始発の次の新幹線で、東京へ。 今日はやっぱり、織田晴れです♪


東京駅へ着いた頃、現地で待ち合わせの織田友さんから、
有楽町の、「マリオン側の出口が様変わりしてて驚き!」というメール。

え、そうなの?と思い、有楽町駅に降り立つと…ぉわ!ホントだ(゜o゜;)
以前、駅からマリオンへと続く道には、こちゃこちゃと古い建物が
あったような気がするのですが、お洒落〜なITOCiAのビルが出来て、
近代的な風景になっている! <東京のど真ん中なのに変な言い方ですが(笑)

この前の東京ライブで来た時には、あまりこっち側に来なかったし暗かったので、
この様変わりに気付きませんでした(^^;;ゞ

田舎もん丸出しで、一人キョロキョロ見上げながら、劇場へと歩いてゆく。


マリオンでは、三十郎様がお出迎え♪



1階エレベーター前あたりで、同伴の織田友さんと合流。
他に会う予定だった織田友さんとも無事にお会いできて、
ひとしきりお話した後、11階の日劇1へと移動。

エレベーターを降りると、早速三十郎様が♪


二人並んで寝っ転がっている三十郎
は、初めて見たかな(笑)



 
今日の上映スケジュール
 
案内の札にも趣きが(笑)


中に入ると、すでにロビーも売店も混み混み。
荷物を置いてからグッズ買いに行くか〜と、とりあえず席へ。

午前の部は、9列目の右ブロック
端の方なので、ちょ〜っとスクリーンが歪んで見えるかな(^^;;
ま、でも、首が痛くなる席でもないし、織田さんも肉眼で見えるし、問題ナッシング。

荷物を置いた後、すぐにグッズ売り場へ向かおうと思ったのですが、
もうすでにほとんど売り切れだという話を耳にする。
えぇええ!?上映前に!?( ̄□ ̄;)!!


なので、諦めて廊下で織田友さんと立ち話(笑)

途中、

 『本日、舞台挨拶出演を予定されていた
  中村玉緒さんは、風邪のため、大事をとって欠席します。

というアナウンスを聞く。
え〜そうなんだ? また、玉緒さんの軽妙なトークを聞きたかったのに、残念!(>_<)
大丈夫かしら? お大事に…。


 舞台挨拶@午前の部

9:45。 定刻どおりにブザーが鳴り、予告が始まる。
これが長っ! 15分ぐらい延々と(^^;;


その後、いよいよ『椿三十郎』本編上映!!!


  ネタバレな感想はここでは書きませんが、最初から、なにしろ音がいい!と思いました。
  ドンドコ腹に響いてくるような太鼓の音とか、噴出す血しぶきの音とか、これは絶対劇場じゃないとわからない。
  しかも、なるべく音響設備のいいシアターで観るべきですね。

  見どころである殺陣も、迫力ありましたね〜
  織田さんの鋭い目はもちろん、森田監督の演出や殺陣師さんのアイデアも素晴らしいなぁと。

  肝心の織田三十郎はというと、すっごく魅力的♪ かっこい〜わ、かわい〜わ、色っぺ〜わ…(*¨*)

  あと、こんなに笑える映画だったのか!と思いました。
  蔵之介さん、この役おいしいわぁ〜(笑)

  そして、注目のラストシーン。 ドキドキして観たのですが…なるほど
  前作とはまた違った、三十郎、室戸それぞれの心情の見せ方だな〜と思いました。

  そんなわけで初見の『椿』は、1時間59分、一寸も飽きることなく、
  ぐいぐい惹き込まれて楽しむことができました♪


さて、時刻はちょうど12:00。

エンドロールも終わり、拍手も鳴り止まない中、
ステージ下手側に、今日の司会進行役である、テレ朝の松尾由美子アナウンサーが登場。

「映画の日」であるこの日に、日本映画界を担った黒澤明監督の
リメイク作品が初日を迎えられるということ、そして、
ちょうど去年の同日にクランクアップしたということにも、何かご縁を感じます、と。

ここで自己紹介をした後、本日は中村玉緒さんが残念ながら欠席ですというお知らせと、
今晩の特番(織田さん×豊川さんの対談)や、満員御礼特番『玉緒の部屋』の宣伝。

「録音・撮影はご遠慮ください。 携帯電話の電源はお切りください。」
という注意事項の後、いよいよキャスト&監督の登場!!


盛大な拍手の中、『椿』のメインテーマと共に、舞台下手から
鈴木杏ちゃん、松山ケンイチ君、織田裕二さん、豊川悦司さん、森田監督の順に、
ステージへと出てくる。

織田さん、今日のネクタイとチーフは、椿色! 合わせてきたんだね〜♪

トヨエツと松ケン君は、背が高いなぁ。 間に挟まれた織田さんが、小さく見えちゃう(^^;;
杏ちゃんは、立ち姿がすごく綺麗。 森田監督…は、いつもどおり(笑)


この後のレポは、こちらに詳しくUPされてますのでご覧ください。 <手抜き(爆)


補足を少々。

織田さんの後に豊川さんが挨拶する時、遠慮がちに前へ進み出た豊川さんに、
織田さんが「もっと真ん中の方へ出てくださいよ」とばかりに、手で勧めてあげてました
あ、どーも、という感じで、センターへ寄る豊川さん(笑)

他のキャストの挨拶を、にこやかに表情豊かに聞いている織田さん。
時々、隣りの松ケン君と何か話している光景もありました。

森田監督、「この回に当たるなんて、皆さんすごく運がいいですね!
っておっしゃってましたが、監督! コレは抽選じゃないですよ〜〜(^◇^;)
寒い中、努力で勝ち取ったものですっ(爆)

質疑応答コーナーは、急だったため質問が思いつかず、私は手を挙げませんでした。
隣りの織田友さんは頑張って手を挙げていたのですが、
マイク担当の方はこちらに来てくれなかった〜残念!

監督の「文化祭」発言には笑いました。
確かに、なんだかちょっとグダグダになりかけてたからね(^^;;

豊川さんは、間の取り方といい、「パス」の使いどころ(笑)といい、
外しどころのわかる機転の利く方だな〜と。

あと松ケン君は、若いのにちゃんとしっかりしたことを言える人だなぁと思いました。
ユーモアもわかってるみたいだし。 青森出身ということで、南部訛りが可愛かったけど(笑)、
さすが若手スター。 受け答えは結構慣れてるな〜という感じはしました。


その後、いったん出演者は退場。

森田監督、トヨエツはそのまま袖へと入っていったのですが、
織田さんはいつものように、入る間際に立ち止まって、客席へ挨拶(^^)
後に続いていた松ケン君と杏ちゃんも、ならってお辞儀してました♪


 プレス撮影会

次に、プレス用の撮影会
すごい数の取材陣がゾロゾロと前の方へやってきて、準備を始める。

その間、松尾アナの指揮で、観客は掛け声の練習(爆)
織田さんが「椿!」って言ったら、客から「三十郎ー!」と言って欲しいのだそうな。
松尾アナが織田さんの代わりに「椿!」と言うと、みんな一斉に「三十郎ー!!」
そんな練習を2度ほど。 よし、準備オッケーよ(笑)


取材陣の準備も整ったところで、再びキャスト&監督が登場

客席最前列のところに、『大ヒット!!日本全国『椿三十郎』話題騒然!!』
の看板を持って、お客さんを背にして一列に並ぶ。


この時、織田さんが時々後ろのお客さんを振り返ってくれるのですが、
そのたびに「きゃー♪」と黄色い声があがり、みんな一斉に手を振る(爆)
それが数回繰り返されて、おかしかった(笑) いや、私も反射的に手は振ったけど(^^;;ゞ

後ろを振り返ってくれたのは、織田さんだけでした♪


新聞・雑誌用の写真撮影が行われた後、今度はTV用に、さっき練習した掛け声を。

松尾アナが、「では織田さん、お願いしてもよろしいでしょうか?」と言うと、
織田さん、段取りがわかっていなかったのか、「はい?」と聞き返す(爆)

で、掛け声の件だとわかり、あ〜はいはい(笑)と。


「じゃあ皆さん、よろしくお願いします」とばかりに織田さんが後ろを振り向くと、
ここでも客席「きゃー♪」(笑) <もうほとんど、パブロフの犬状態(爆)

 織田 「せーの! 椿ーーーー!!」

 観客 「三十郎ーーーー!!!」

いぇ〜〜〜〜〜〜い♪と、拍手と歓声で盛り上がる客席(≧▽≦)/


あまりの盛り上がりに(?)、松尾アナが「もう一回やっときますか?」と。
んで、もっかい。
織田さんの生叫び声が2度も聴けたので、嬉しかったです(笑)


それが終わった後、誰が提案したのかわからないけど(たぶん織田さんじゃないかな)、
出演者が回れ右で客席の方を向いてくれて
お客さんに『大ヒット!!』の看板とお顔を見せてくれました(*^^*)
ありがとーーーーー♪♪


その後、拍手の中、惜しまれつつキャスト退場。

今度は、杏ちゃん、松ケンくん、織田さん、トヨエツ、監督、の順に退場だったので、
織田さんの出口付近での礼儀正しい挨拶につられて(?)、
トヨエツもちょっと客席に向かって会釈していたようでした(笑)
(振り返ってまでのお辞儀じゃないけど(^^;;)

まぁ、そんな感じで、舞台挨拶&プレス撮影で、計30分以上はやってくれたかな?
すごく長くて、サービス満点でした♪


劇場の外へ出るために廊下に出ると、
さっき織田さんたちが持っていた『大ヒット!!』の看板が置いてあるのを発見。
よくよく見たら、看板の周りについている椿の花。
赤と白だけじゃなく、斑椿も1個だけ、左下の隅についてました。 なんか狙いなのかな?(笑)


 舞台挨拶@午後の部

12:45頃、いったんロビーへ出て織田友さんたちとしばし歓談し、
13:00ぐらいにまた入場。 お昼食べる暇ないわ〜(T_T)


午後の席は、3列目(1列目が空いていたので、実質2列目)のセンターブロック左寄り
午前中と比べると、ステージまではかなり近い♪
スクリーンもデカイ…。 こりゃ映画観るのには大変そうだなぁ(^^;;


定刻の13:15を2分ほど過ぎた頃、先ほどと同じく、司会進行の松尾アナ登場。

さっきと同じお話(映画の日に黒澤作品を、とか、
ちょうど去年の12月1日にクランクアップした、とか)を始めるのですが、
おそらくほとんどの方が午前中にも聞いてるので、みんな反応薄い(^^;;

そんな雰囲気に呑まれたのかどうかはわかりませんが、
中村玉緒さんが今日は欠席ですというお知らせのところで、松尾アナ、何故か噛み噛み(爆)

会場からの「しっかりー!」という励ましの声に、「すみません、しっかりします!」と返す(笑)


そして、キャスト&監督、再び登場!

うーん、より近くで見ると、みんな細いな〜かっこいいな〜〜〜〜(*¨*)

そして織田さん、黒いな〜〜〜(爆)
この前までコンサートツアーで何度も見てるはずなんだけど、
他の役者さんと並んでいて相対的だからか、一層黒く見えました(笑)
けど、かっこいいの♪ <言わずもがな


出演陣が一列に並ぶと、ちょうど私たちの目の前が豊川さんだったのですが、
よく遠方を見渡す織田さんと違って、トヨエツはなんだか、
常に前方(1〜3列目付近?)に視線がある感じなんですよね。
なので、隣りの織田友さんとも言っていたのですが、
なんだかしょっちゅう目が合ってるような気が(笑)

いや、サングラス越しだし、目も細くていらっしゃるので(爆)、
なんとな〜くなんですが…。 妙にドキドキニヤニヤしちゃった(^^*ゞ


そして、順番にご挨拶。(敬称略)

 織田 「こんにちは。 朝早く…というか、昼間(笑)
     こんなにたくさんの方に来て頂いて、嬉しく思ってます。 どうもありがとう。
     まだこれからご覧になられる…んですよね?
     内容に関してはまだ言えませんが、旧作に比べても負けないと自負しております。
     精魂込めて作った作品ですので、今日は皆さん、楽しんいってください。」


次に、豊川さんがステージ前方に進み出ていくと、何故か会場から笑いが漏れる。

 豊川 なんで笑うんですか(笑)」

 お客 「背が高ーい!!」

 豊川 「…ありがとう。」

 お客 「スレンダー!!」

 豊川 「…もういいです(笑)

     織田さんもおっしゃってましたが、
     こんなにたくさんの方に観に来て頂いて、本当に嬉しく思ってます。
     今日は楽しんでいってください。 ありがとうございました。」


 松山 「これから観て頂くので、特に何も言うことはないんですけど…(会場笑い)
     観るのはお客さんなんで、皆さん一人一人、
     何かを感じて帰ってもらえれば嬉しいです。 ありがとうございました。」


   「この映画を初めて観た時、
     出させて頂いてるというの関係なしに、すっごくおもしろいと思いました。
     今日これからご覧になれる皆様が、うらやましいです。
     思う存分楽しんでいってください。 今日はありがとうございました。」


 森田 「僕の友達10人ぐらいが、今日のチケットに挑戦したんですが、
     全員外れちゃって(笑) 今日当たった皆さん、運がいいですねぇ
     ぜひ帰りに、数寄屋橋の宝くじセンターで宝くじ買って頂いて、
     もし当たりましたら、1割はこの映画に使って頂きたいです。 グッドラック!」
     (いや、だから監督、運じゃないんだってば(笑) 席には運あるかもしれないけど。)


一通りの挨拶が終わった後、「それでは最後に、織田さんからメッセージを…」と。

えーーーー!はやっ!(゚ロ゚〃)


 織田 「ちょうど1年前にクランクアップして、
     今日、ようやく皆さんに観て頂くということで、妙にドキドキしています。
     あまり自慢めいたことを言ってハードル高くしたくないですけど(笑)、
     本当に素晴らしい作品に出会ったと思います。

     私事ですが、20周年のこの年に、この作品に出会い、
     こうした(振り返って、キャスト・監督を見ながら)皆さんに
     出会えたことも、すごく嬉しいです。
     もし、今日観て頂いていいなと思ったら、ぜひ周りの人に伝えて下さい。

     あと、寒くなってきたので、風邪とかひかないように。
     ひきそうになったら、身も心もあったかくなる映画なので、
     是非、映画館に観に来てください(笑)
    
今日はホントに、どうもありがとうございました!」


拍手〜!!(*^^)//


壇上を去る時、やはり織田さんは袖のところで立ち止まって、客席へ向かって一礼

続く松ケン君も、同様に客席へ振り返ってお辞儀してましたが、
その後帰ろうとしたら、まだ客席へ手を上げて応えていた織田さん
ぶつかりそうになり、「おっと」というリアクションをしてるのが見えました(笑)


というわけで、午後の部の舞台挨拶は10分ぐらい? やっぱ短かったなぁ…(^^;;
けど、この面々を間近で生で見られたのは、貴重だったわ♪


その後、予告なしで本編の上映が始まったのですが、
やはりというか、映画を見ずに追っかけ目的で劇場を出る人が、今回も何人かおりました。

ま、お金は払ってんだし、観ようが出ようがその人の自由かもしれませんが、
やっぱり私は快くは思えないですね…(--;;


で、2回目の鑑賞も面白かったんだけど…首と腰が痛かった!!
ずっと首を背もたれにかけて見上げながら観てたのですが、
背もたれと首の高さがうまく合わなくて、腰も痛いの(T_T)
スクリーンもでかいから、右見たり、左見たり、首も左右に動かして(爆)

舞台挨拶を見るには最適だけど、映画を観るには不向きな席でした(^^;;


その後、帰りの新幹線までちょっと時間があったので、織田友さんと
有楽町に新しく出来たITOCiA2階にある『椿屋珈琲店』で、1時間ほどお茶を♪


私たちの他にも、織田ファンらしきお客さんが並んでました。
マリオンからすぐだからね(笑)


17:00過ぎの新幹線で帰途に着き、19:20に仙台に到着。

その後、駅まで迎えに来てくれたダンナと、同伴の織田友さんと一緒に、
直行で『椿』のレイトショーを観に行ったのでした(爆)

 
地元のシネコンには、
こんな手づくりのPRコーナーがありました。
頑張って宣伝してくれてるなぁ♪
 
東京で買えなかった椿グッズも、
大人買い(笑)




「3回観てね」の約束、1日で達成したよ〜(笑)>織田さん

でも本当に、3回観ても全然飽きなかったし、ますます好きになりました(*^^*)
作品も、織田三十郎も♪